大工育成塾について

大工育成塾とは、次代を担う大工職人育成を目的とし、国土交通省が支援する一般社団法人です。18歳以上25歳以下の若者が塾生として入塾することができます。塾生が集合して行う講義と、受入工務店の指導棟梁の下での「現場修業」とが並行して、3年間の研修が行われます。

スクリーンショット 2013-12-01 03.11.05 http://www.daiku.or.jp/aboutus/index.html

弊社は、大工育成塾の受入工務店となっており、この7年間で、3名の受け入れをしています。3年間の実技指導の後、2名はそのまま社員として就職しています。

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(左)加藤 槙人(第2期塾生/平成16年入塾)(右)山崎 翼

最初から伝統木造を志願して来ている大工育成塾生は、目的意識をもっているだけに教えやすく、授業料を払っていますから、大工技能を覚えようと真剣です。伝統木造建築に「惚れ込んで」来る若者に、ぜひ日本のすぐれた大工技術を継承していってほしいと思います。