大工にきく
「一点もの」の手作りの注文住宅だからこそ、そのお客さんのために作っているんだという職人の気持ちが込められます。機械の精度が上がって行けば、プレカットでもそこそこの加工はできますが「魂を入れる」ことは、できないでしょう。そこが手刻みをする意味だと、ベテラン大工も若手も口を揃えて言います。年齢も経験もさまざまな、内田工務店の職人たちの生の声をお届けします。 ※取材は2013年夏に行いました。
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内田 光是(28歳 大工歴9年)

実家も大工でしたが、新建材主流だったので、木の家づくりとの仕事の違いにびっくりしています。木のくせとなど、考えることがとても多いのです。墨付けをするようになって、木の家づくりの奥深さを感じています。
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山崎 翼(23歳 大工歴6年)

大工育成塾で内田工務店に研修に来て、そのまま就職しました。何も知らないで入ったのですが、先輩方がよく教えてくれて、楽しいです。木をあらわしで使う仕事は木気が抜けないですが、それがやりがいでもあります。丁寧な仕事を心がけています。
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内田 健介(30歳 大工歴1年)

ほかの仕事を経験してきてから、ここに来ました。大工というと職人気質というイメージが強かったのですが、手の技術だけでなく、施主さんと話したり、コミュニケーションも大事なんだなと感じています。
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西垣 正利(35歳 設計・現場監督)

内田工務店の何よりの強みは、これだけの大工集団が外注でなく社内に居るということです。そのおかげで、いつも数軒が並行している状態で走っていますから、僕もあっちこっち現場を飛び回ったり、事務所に戻って図面を描いたり、大忙しの毎日です。